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February 22, 2005

木桶仕込しぼりました

 昨日木桶仕込の酒をしぼりました。そして今日荒木が木桶をきっちりと洗ってとりあえずは終了です。まだまだ木桶の手入れがありますんで、完全に終了というわけにはいきませんが、とりあえずは一段落といったところですね。さて、肝心の味ですが、日本酒度±0ですから、普通にきき酒してみると少し甘いかなってところです。去年の酒と比べてコクのある味わいとなっていると思います。やっぱり今年の米の質からなんでしょうか、ちょっとごつい味になっていると思います。ごつい味なんですが、あとくちもきれいですし、あとキレも良いかと思います。しかしながら木の香りが去年よりもちょっと少ないかなってところかもしれません。今日もまだしぼっているところです。明日か明後日しぼりきって、酒粕を袋から離してできあがりになります。さて、しぼりきってからは今年は何本しぼったままの状態の生酒を取りましょうか?今年はあまり多めには取らず、先に注文を受けただけの本数をとろうかって思います。その他の部分は濾過して、火入してじっくりと寝かせてみようかって思います。全部しぼりきってから改めてきき酒をして、そしてその後を決めようかと思います。そろそろ予約を取ろうかな? 
      ではこの次に

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February 06, 2005

dancyuに掲載されました。

 5日発売の月刊誌dancyuにうちの蔵の記事と商品が掲載されました。きっかけは、うちの商品が大阪市の酒販店さんに紹介され、選考の結果、鍋に合う酒として選ばれまして、晴れて掲載となりました。また、1ページ全部を使用してうちの紹介記事も載りまして、ダブルでの掲載となりました。何と言っても業界に影響力の大きな月刊誌、大きな効果ですね。しかしながら掲載された酒は、私的に、またうちの中の評価としましては、山廃の酒ではありながらおとなしい酒だなって評価だけで、これといって気にしていなかったんです。うちの中で評価されている山廃の酒はもっとより濃厚でお客さんを選んでしまう酒なんですけど・・・・、こちらの方の評価はどうしても分かれてしまうんです。今回掲載されたこの酒は、初呑み切りで発掘された酒です。お客さんがきき酒する前に、私達、つまり杜氏や社長、また営業担当や私が全部きき酒するんですが、誰もこれが良いって記録せず、またこれといって欠点のない酒だったんです。ですから、うち的には初呑み切りで評価のいい酒をひやおろしとして発売するんですけど、ひやおろしとしての発売はなかったんです。初呑み切りでこの酒を発掘したのは大阪市の酒販店さんの従業員さんで、その後に注文をいただいたんで、気持ち的には「本当に売れるのかなー?」なんて気持ちで、ラベルもそんなに売れないんならちょっとふざけてみるかと、ラベルを紫色にしました。これで商品名が「不老泉山廃仕込純米吟醸原酒紫ラベル」となりました。これも結果的に目立ったのかなって思いました。私たちから見て欠点がなくて無難な酒が評価されるのかな?ってなんか落ち込みそうなことですね。またこの酒不思議な酒で、しぼって濾過した後しばらくタンクに生酒として貯蔵していたんですけど、そうしたらどんどん着色していって、数日後には真っ茶色みたいになってしまって、この酒は使いもんにならないって思ってたんですけど、火入れしたら色が消えて初呑み切りの時にも着色せず普通の色してましたね。どうしてそうなったのかまったく不明です。しかし、この酒は掲載されたはいいんですけど、正直あまり在庫はありません。恥ずかしながら・・・・。だからもう品切れしてしまうかもしれませんね。お早めに。
                                       ではこの次に。

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February 02, 2005

うちの酒粕

 今日の蔵人の夕食に粕汁が出たみたいです。それから、杜氏と元髭面が麹室に入っているところを見たんで、そろそろ仕舞仕事かと思い私も麹室へ行ったんです。いざ戸を開けてみたら、床の上で杜氏が顔を真っ赤にして大の字になってました。ちなみに(髭面改め)元髭面は晩酌の酒量が過ぎたのか、床の前にしゃがんですごく眠そうにしてました。麹室に入ったのはいいんですけど、温度がもう少し上がってなかったんで、少し待とうということで、ちょっと待ってる間に酔いがまわってきて寝てしまったみたいです。酒の限界量が猪口一杯の杜氏にとって、うちの酒粕をふんだんに使った粕汁は酔いがまわるみたいです。うちの粕ってたまに聞くんですが、粕汁で酔っぱらうっていう人がいると。確かにそうかもしれないですね。あの粕じゃかなり酒分残っているし(機械でしぼった粕と比べて、約15%ほど重いんです。ということは15%はしぼりきれなかった酒と言うこと)、それでは酒が飲めない人にはききそうですね。でもこの粕(板粕)はしばらくそのままの状態で保存しておくと、粕の内部から酒分が染み出してきて表面がしっとりとしてくるんですが、その酒分のために重ねてあった粕同士がくっついてしまって、切ったケーキを取り分けるような道具がないときれいに離れなくなってきます。下手に手で剥がそうとするともう団子みたいになってきて、すでに固めの奈良漬粕のようになってしまいます。粕汁なんかに使うとよい味を出すんですが、軟らかさ故に使いにくい時もあるもんです。 
             ではこの次に。

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