木桶なら寒くても全然平気
昨日の夜から雪がまたふりだしまして、急に気温が下がって来ました。
しぼりをもうすぐに控えたもろみの温度が軒並み落ちてしまい、発酵がやや鈍った感じだったのですが、ひとつだけ木桶で仕込んだ酒だけは温度が下がるどころか、やや上がり気味。
木桶は保温力が高く、あまり気温の影響を受けないということはわかっていましたが、今日みたいに冷え込んだ日でもほとんど影響を受けないということを改めて認識しました。
手入れは本当に大変で、梅雨時にはカビが生えないように気を使うんですが、なんとも木桶ってこんな時はいいもんだなって感じました。そして、しぼった酒は木の香りが年々少なくなってきてはおりますが、時間が経つといい感じで木の香りが出てきます。いいもんだなって思いますね。
しかし、他のタンクがなんともやばい。
温度が下がってしまって、いちばんこたえたのが、さてこれから酵母を湧かそうかと温度をやや高めにキープしておいた山廃酒母まだ温度が下がってしまいまして、湧きつくのが数日遅れてしまいそうな感じになってきました。
これだと枯らし期間がちょっと短くなってしまいますんで、落ちついた発酵ができるかどうか、ちょっと不安になりましたけど、まあ何とかなるさってまた温度の確認に行ってきます。
※木桶のモロミ写真は、今年のものではなく、初めて仕込んだときのものです。
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