湧かせよ。間に合わんぞ。
1本の山廃酒母を湧かせて喜んでいる場合じゃありません。
まだ3本湧かさないといけません。もう明日あたり湧かさないともろみの仕込に間に合いません。
杜氏にもいつもながらプレッシャーをかけられます。「早よ沸かせよ」「間に合わんぞ」と言われると、いつもながらガツンとやられたって感じになり、それなりに必死になります。
もう間違いなく酵母は入りこんでいるのがわかりますし、多分成分的にも酵母が増殖できる成分になっているはずなんですが、まだ亜硝酸反応が僅かに出ますんで、その亜硝酸が酵母の増殖を阻害するんですね。
この亜硝酸を消してやるためには高めの温度をキープしてやらないといけないんですが、特に昨日の明け方がそうだったんですが、水道が凍りつくくらいの低温のため、。
寝ているうちにせっかくいい温度で推移していたのに、夜の間に見事に冷え込んでしまっててほぼ振り出しに・・・・。今日もずっと温度を上げてたんですが、なかなか上がってくれずに本当に難儀してます。でももう、本当に湧かさないとやばいです。
焦ってきてます。こんな時ちょいと酵母を入れてやればなんてことないんですけど、それができないからこんなに苦労するんですよね。
気も重いですね。気になって夜も眠れないって気持ちなんですが、もう睡眠不足なんで横になったらもう熟睡・・・・。
いかんね。だからまだ起きているうちに、温度が下がるのを少しでも抑えるように、寒いなか、また酒母室に行くのでした・・・・・・。
寒い・眠い・面倒・不安・きつい・辛い・こんな気分ですかね、酒母が湧かなくて困っているときに酒母室へ向かっている時は。
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