木桶移動
仕込蔵が普通酒の仕込になってからは、色々と道具とかが必要になってくるために、ちょっと手狭になってきておりまして、そのために今シーズン使い終わった木桶は別の場所に移動しました。
2000リットルクラスの木桶。これが鉄製のタンクならそうもいかないんですが、木桶はやはり軽いんで意外と移動は便利です。2人で大きめの台車に載せたら移動できますね。
でも移動前にやらないといけないことがあります。やはり木なんで、一見漏れてなくてもそこを見てみるとじわじわと漏れてるもんで、底なんか以外と汚れてるもんです。
ですから木桶に水を満量はってから蒸気を吹き込んでやってお湯を沸かせてやって木に入りこんだ酒を抜いてやります。そして底をよくたわしやささらでこすって洗ってやります。
それからは置き場所を決めて休ませるわけなんですけど、しばらくは蔵がまだ仕込中につきごちゃごちゃしていますんで、とりあえずは今お休みしている精米所が置き場所でしょうか。
そのうち乾燥してきて、夏には柿渋を塗られることになるんです。しかし、精米はまだもう1回だけ四段の米を精米しないといけないんで、精米機を動かす時にはまたどこかに移動でしょうか?
仕込の時はけっこう重宝する時もあるんですけど、使い終わったら居場所を探すのが大変かもしれない・・・・・ですね。軽いから移動が簡単ってのもあるんでしょうけど。
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