明日甑倒し、そして明後日きき酒会
明日やっとのことで甑倒しです。これでようやくひとくぎりです。ホッとします。
しかし、甑倒し前後というのは疲れと気のゆるみで事故が多いんです。ちょっと今日も事故が起こりまして、慌てましたね。何ともなければいいんだけど。
また、明後日地元酒造組合の新酒きき酒会です。
地元単位組合の5蔵元とお隣の組合2蔵元の合計7蔵元のきき酒会です。
以前はもう明かな全国新酒鑑評会金賞を目指す予選みたいな大阪国税局の新酒鑑評会の前哨戦みたいな感じで、どこの蔵元も吟醸香プンプンの大吟醸を出品して、しのぎを削っていたんです。
しかしそれももう昔のこと。もう平成10BYからそのようなレースに意義を感じなくなってからは、出品用の大吟醸の造りをやめてもうかなりになりますね。
ですから、新酒鑑評会といっても正直何を出品したらいいかって・・・・・・・わからないんです。
しかし、出品酒の搬入は明日の午前中。ですから、今日のうちにどの酒を瓶に詰めようかと、新酒で濾過が終わってるものを探して蔵内を徘徊。純米酒あたりで何かないかなーって感じです。
でも、山廃の酒を出品しても、速醸の軽いタイプと比べられると、完全に不利な濃い山廃酒。でも仕方ないです。適当にタンクから汲みまして、出品用の瓶に詰めて、ラベル貼ってました。
吟醸のフルーティーな香りがものすごい酒の中で、一種異様なタイプの酒が並ぶことになります。違った意味で目立ちますねー。でもそれも慣れたら面白くっていいですね。どれがうちの酒かって探してみるのもいかなって。わかりやすいですね。
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