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May 11, 2006

赤があれば次は紫

Furosenyamatokujungenakaうちが15年かけて育てた山廃仕込特別純米原酒、通称赤ラベルです。

新発売しだした頃はあの味とあの香り、極端な味でした。

あの頃は淡麗辛口の水のような酒が全盛の時で、その味と比べたら正反対の酒でしたんで、その頃にはそんな味の酒って滅多に出会えるものではなかったんで、見方によっては一種の異端児的な酒でした。それが今になってみたら嫁さんが毎日のようにラベルを貼っています。

発売を始めた頃と比べたら信じられないことですね。

赤ラベルの誕生したきっかけは大阪の居酒屋さんが初呑み切りにきたときに、山廃純米酒の貯蔵しているタンクの呑みを切った酒をきき酒して、このタンクの酒をそのまま詰めて欲しいといわれたのがきっかけでした。まったく売れなかったわけではなく、いわゆる淡麗辛口の酒に満足しない日本酒マニアって方たちに細々と広がり続けてようやく今があります。

きっかけは初呑み切りで見つけた方が依頼した商品でした。私も社長もまったく意とした酒ではなかったんです。

それから約13・4年後の初呑み切りで山廃仕込純米吟醸のタンクの酒を詰めて欲しいといわれて詰めた酒がまたひとつ出来上がりつつあります。

この商品はこれからうちが育てていかないといけない商品と思っております。

赤ラベルを発売しだした頃の時代とはちょっと違いますが、味的には赤ラベルのような強さと深さはありませんが、赤ラベルにはないやわらかさとしなやかさを持った酒として育てていく商品となります。

2006425furosenmurasaki_2
この商品は山廃仕込純米吟醸原酒、通称紫ラベルです。

これも最初はうちが意とした商品ではなかったんですが、赤ラベル同様に初呑み切りでお客さんの意見からうまれた酒です。

初呑み切りとお客さんの意見って本当に大切だなって思った次第。

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