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August 22, 2019

出荷開始商品のお知らせ

 

 

品切れしておりました商品につきまして30BYの商品の出荷を開始、および現在出荷中の29BYの商品の酒造年度を30BYに変更させていただくご案内です。

 30BYの商品は前年の29BYの商品よりも味のりが良く、例年よりも早く出荷のご案内ができるようになりました。比較的味のりの状態が良いものから出荷を開始させていただきます。

 また、29BYの商品を出荷中ですが、30BYの商品の酒質が明らかに良いと考えました商品を29BYから30BYの商品に変更して出荷します。残りました29BYの商品は熟成等で良い状態になった時には出荷等を考えてまいります。

 30BYで今回は生原酒のみですが、熟成中の生原酒・火入酒等の商品もまだありますが、こちらも状態が良くなりましたら順次出荷のご案内させていただきます。

 よろしくお願いいたします。 

品切れ商品の出荷再開(2種類)
不老泉 山廃仕込 純米吟醸 備前雄町 無濾過生原酒(30BY)
不老泉 山廃仕込 特別純米 たかね錦 無濾過生原酒(30BY)

出荷商品の酒造年度の変更(2種類)
不老泉 山廃仕込 純米吟醸 滋賀渡船 無濾過生原酒(30BY)
不老泉 山廃仕込 純米吟醸 総の舞 無濾過生原酒(30BY) 
                    それぞれ1800ml・720m

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August 06, 2019

初呑み切りのご報告です。

7月27・28日に行いました、初呑み切りには多数の方のご来蔵ありがとうございました。

27日(土) 80名

28日(日)200名(およそ)

がいらっしゃいました。

交通の便がとにかく不自由なところにお出でいただきありがとうございました。

 

皆様にいただきましたアンケートの集計が終わりましたのでご報告をします。

 

出荷・未出荷商品(№1~40・56)

第1位 №27 純米吟醸 (山廃・生) うすにごり 未出荷商品 山田錦59%  

第2位 №23 純米大吟醸 (山廃・生) 木桶仕込 未出荷商品 玉栄50%

第3位 № 3 純米吟醸 (速醸・生) 杣の天狗 出荷商品 山田錦59%

第4位 №28 純米吟醸 (山廃・生) 備前雄町 未出荷商品 雄町55%

第5位 №29 純米吟醸 (山廃・火入) 備前雄町 未出荷商品 雄町55%

第6位(次点) № 1 特別純米酒 (速醸・生) 中汲み 出荷商品 山田錦60%

同  № 9 純米吟醸 (山廃・生) 中汲み 出荷商品 山田錦55%

同  №16 純米吟醸 (山廃・生) 木桶仕込 限定出荷商品 玉栄55%

同  №30 純米吟醸 (山廃・生) 渡船6号 未出荷商品 渡船6号55%

タンク貯蔵(№41~55)

第1位 №46 純米吟醸 (山廃) 30BY 容器番号208 玉栄55% 木桶仕込

同   №44 純米酒  (山廃) 30BY 容器番号150 山田錦65% 

第3位 №50 純米吟醸 (山廃) 29BY 容器番号91 山田錦55%

第4位 №41 上撰   (山廃) 30BY 容器番号64 加工米(きぬひかり)65%

第5位 №48 特別純米酒(山廃) 29BY 容器番号72 たかね錦60%

第6位(次点)№42 特別純米酒 (山廃) 30BY 容器番号65 たかね錦60%

アンケート(合計236枚)の集計結果です。

出荷・未出荷商品の中で№27人気が突出しておりました。そして第2~4位は投票数はそんなに変っておりません。それ以降は第6位が4アイテムも同じ投票数でした。第10位くらいまでは大きな差はありませんでした。
№30はスタッフの間では評価は高かったのですが、一般には思ったより評価が高くありませんでした。生酒のたかね錦独特の味に評価が分かれたところだと思います。

タンク貯蔵の商品では№46と№44が同じ得票で第1位でした。しかし、上位6アイテムの得票の差はほとんどありませんでした。9月中旬のひやおろしのタンクの選定までもう少し時間が必要です。

今年は試飲酒に番号だけ付け、ブラインド方式できき酒する方法を初めて採用しましたが、難しいという声もあり従来通りの一覧表も一緒にわたしました。
その影響かどうかは不明ですが、試飲用されたお酒の量が昨年の倍程度に増えました。中にはタンク貯蔵のお酒が追加できず、2日目の終盤は試飲できないお酒も出てしまいました。
注ぎ口が大きすぎたこともあろうかと思いますが、大きな特徴として、お客様の滞在時間がとにかく長くなったというのが試飲されたお酒の量が倍増した最大の原因かと思われます。一度ひと通りきき酒されてから、気になったお酒を再度きき酒されており、さらにもう一度全部きき酒されている方もいらっしゃったように思います。それだけ熱心な方が増えているということでしょうか。アンケートの回収率も高くなっております。

今年は飲み過ぎて、酔っ払う方はほんの一部でしたが、乱れることはなく、マナーの悪い方はいらっしゃいませんでした。大変ありがたいことです。

でも、人の流れが悪いことや、出過ぎる注ぎ口の問題、お酒の量が減り過ぎる、暑い室内問題等、来年に向けてたくさんの宿題をいただきました。暑さ問題みたいになかなか解決が難しい問題もありますが、ひとつひとつ時間がかかるかもしれませんが、少しでも解決できればと思っております。

今年より、大きなきき猪口をやめてマイ猪口のように、ここで小さな猪口で瓶から直接注いできき酒するスタイルにしましたが、やはり業界の方からはあまり良い評価はなかったですが、多くの方からは肯定的な反応をいただきました。鑑評会もスポイトを使ったマイグラスの方式なので、これ時代の流れ考え、今後もこの方式でやっていきたいと思います。

また、協力金に関しましてはほとんどが肯定的なご意見でした。参加費として徴収してもよいといった意見も多数ありました。今後も考えてまいりますが当分の間は協力金としてやっていこうと思います。今年いただきました協力金はお酒代の費用には当てることに抵抗があって、来年以降に何か生かせないかと全額銀行に預金にしちゃいました・・・・。

本当に熱心な方が多い今年の初呑み切りであったと思いもいます。

来年もよろしくお願いいたします。

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