August 06, 2019

初呑み切りのご報告です。

7月27・28日に行いました、初呑み切りには多数の方のご来蔵ありがとうございました。

27日(土) 80名

28日(日)200名(およそ)

がいらっしゃいました。

交通の便がとにかく不自由なところにお出でいただきありがとうございました。

 

皆様にいただきましたアンケートの集計が終わりましたのでご報告をします。

 

出荷・未出荷商品(№1~40・56)

第1位 №27 純米吟醸 (山廃・生) うすにごり 未出荷商品 山田錦59%  

第2位 №23 純米大吟醸 (山廃・生) 木桶仕込 未出荷商品 玉栄50%

第3位 № 3 純米吟醸 (速醸・生) 杣の天狗 出荷商品 山田錦59%

第4位 №28 純米吟醸 (山廃・生) 備前雄町 未出荷商品 雄町55%

第5位 №29 純米吟醸 (山廃・火入) 備前雄町 未出荷商品 雄町55%

第6位(次点) № 1 特別純米酒 (速醸・生) 中汲み 出荷商品 山田錦60%

同  № 9 純米吟醸 (山廃・生) 中汲み 出荷商品 山田錦55%

同  №16 純米吟醸 (山廃・生) 木桶仕込 限定出荷商品 玉栄55%

同  №30 純米吟醸 (山廃・生) 渡船6号 未出荷商品 渡船6号55%

タンク貯蔵(№41~55)

第1位 №46 純米吟醸 (山廃) 30BY 容器番号208 玉栄55% 木桶仕込

同   №44 純米酒  (山廃) 30BY 容器番号150 山田錦65% 

第3位 №50 純米吟醸 (山廃) 29BY 容器番号91 山田錦55%

第4位 №41 上撰   (山廃) 30BY 容器番号64 加工米(きぬひかり)65%

第5位 №48 特別純米酒(山廃) 29BY 容器番号72 たかね錦60%

第6位(次点)№42 特別純米酒 (山廃) 30BY 容器番号65 たかね錦60%

アンケート(合計236枚)の集計結果です。

出荷・未出荷商品の中で№27人気が突出しておりました。そして第2~4位は投票数はそんなに変っておりません。それ以降は第6位が4アイテムも同じ投票数でした。第10位くらいまでは大きな差はありませんでした。
№30はスタッフの間では評価は高かったのですが、一般には思ったより評価が高くありませんでした。生酒のたかね錦独特の味に評価が分かれたところだと思います。

タンク貯蔵の商品では№46と№44が同じ得票で第1位でした。しかし、上位6アイテムの得票の差はほとんどありませんでした。9月中旬のひやおろしのタンクの選定までもう少し時間が必要です。

今年は試飲酒に番号だけ付け、ブラインド方式できき酒する方法を初めて採用しましたが、難しいという声もあり従来通りの一覧表も一緒にわたしました。
その影響かどうかは不明ですが、試飲用されたお酒の量が昨年の倍程度に増えました。中にはタンク貯蔵のお酒が追加できず、2日目の終盤は試飲できないお酒も出てしまいました。
注ぎ口が大きすぎたこともあろうかと思いますが、大きな特徴として、お客様の滞在時間がとにかく長くなったというのが試飲されたお酒の量が倍増した最大の原因かと思われます。一度ひと通りきき酒されてから、気になったお酒を再度きき酒されており、さらにもう一度全部きき酒されている方もいらっしゃったように思います。それだけ熱心な方が増えているということでしょうか。アンケートの回収率も高くなっております。

今年は飲み過ぎて、酔っ払う方はほんの一部でしたが、乱れることはなく、マナーの悪い方はいらっしゃいませんでした。大変ありがたいことです。

でも、人の流れが悪いことや、出過ぎる注ぎ口の問題、お酒の量が減り過ぎる、暑い室内問題等、来年に向けてたくさんの宿題をいただきました。暑さ問題みたいになかなか解決が難しい問題もありますが、ひとつひとつ時間がかかるかもしれませんが、少しでも解決できればと思っております。

今年より、大きなきき猪口をやめてマイ猪口のように、ここで小さな猪口で瓶から直接注いできき酒するスタイルにしましたが、やはり業界の方からはあまり良い評価はなかったですが、多くの方からは肯定的な反応をいただきました。鑑評会もスポイトを使ったマイグラスの方式なので、これ時代の流れ考え、今後もこの方式でやっていきたいと思います。

また、協力金に関しましてはほとんどが肯定的なご意見でした。参加費として徴収してもよいといった意見も多数ありました。今後も考えてまいりますが当分の間は協力金としてやっていこうと思います。今年いただきました協力金はお酒代の費用には当てることに抵抗があって、来年以降に何か生かせないかと全額銀行に預金にしちゃいました・・・・。

本当に熱心な方が多い今年の初呑み切りであったと思いもいます。

来年もよろしくお願いいたします。

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August 05, 2011

初呑み切りの結果です。

土日の初呑み切りのアンケートの集計が出ました。
特徴のある結果が出ました。
結果は以下の通りです。

タンク貯蔵 №1~14

第1位 №13 山廃仕込 特別純米酒   20BY 精米歩合60% たかね錦
  (赤ラベル用)
第2位 № 3 山廃仕込 特別純米酒   22BY 精米歩合60% たかね錦
  (赤ラベル用)
第3位 № 2 山廃仕込 純米吟醸     22BY 精米歩合55% 山田錦
  (紫ラベル用)
第3位 № 5 山廃仕込 特別純米酒   22BY 精米歩合60% 玉栄
  (木桶仕込)      
第5位 № 6 上撰生貯蔵(生酒)      22BY 精米歩合70% 加工米(日本晴)
      
第5位 №14 山廃仕込 特別純米酒   19BY 精米歩合60% たかね錦
  (赤ラベル用)

      
瓶貯蔵(未出荷商品・出荷商品)№15~53

第1位 №42 山廃仕込 純米吟醸 生  22BY 精米歩合55% 雄町
  (無濾過生原酒)        
第2位 №39 山廃仕込 純米吟醸    21BY 精米歩合55% 亀の尾
  (火入酒・在庫僅かにつき限定出荷中)        
第3位 №46 純米吟醸 生        22BY 精米歩合59% 山田錦
  (杣の天狗・在庫僅かにつき限定出荷中)       
第4位 №22 山廃仕込 特別純米 生  22BY 精米歩合60% たかね錦
  (生原酒・未出荷商品)       
第5位 №36 山廃仕込 特別純米 生  21BY 精米歩合60% たかね錦
  (生原酒)    
以上の集計結果となりました。

以上の通りの結果となりました。
アンケートの回収率 約70% 初呑み切りに何回も来ている方ほど提出されていない傾向にあります。
何回も来ている方ほどお酒をよく飲まれている方のようですね。
慣れてきてしまっているからでしょう。

今年の傾向として、新酒は味のりしているものが多く、生酒ではすでに未出荷商品でも
出荷可能と思われるものがまあまあありました。
また、瓶貯蔵の火入酒においては21BYよりも22BYの方が味のりしており、
もうこちら(22BY)も出荷してよいのではないかと思われるものがありました。
数種類は21BYよりも22BYの方が先に出荷となるものが出てきそうです。
21BYはじっくりと構えた方がよさそうですね。

今年は、「たかね錦」の年といってもいい感じですね。
それほど上位に来てました。
タンク貯蔵のものは将来赤ラベルになるものが全て上位にきております。
ちなみに21BYは6位でした。
よく熟成させることを心がけないとです。

やはり、残酒の整理をしておりましたら、アンケート上位には入ってないのですが
かなりお酒が減っている物がまあまああり、これも興味深い結果です。

また、当日の話でこのお酒いいねって言われたお酒が、アンケートの結果をみると
ほとんど支持されていなかったもlのも複数ありました。
評価の別れたお酒ですね。

今年はこんな感じになりました。
ひやおろしの選択は今年は去年ほど苦労しなくてもすみそうな感じです。
来月の上旬に味を見直して正式に決めます。
でも9月の上旬なんかには発売しません。
涼しくなってから。ひやおろしのセオリー通りに。
早く出して、酒販店の棚争いなんか無駄でしょう。
でも私のいい評価だったものは入っていなかったのが・・・・・・・ですね。

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August 03, 2011

無事終了致しました。

土曜、日曜の2日間にわたり行いました、初呑み切りはトラブルもなく無事終了しました。
2日間で150人のご来訪でした。
ありがとうございました。今年は、周知がうまくいったのか、混み合う時間帯がなく、平均してお客さまがいらっしゃってました。余裕を持ってきき酒できたと思います。こちらとしましても、このくらいが一番いいですね。とてもやりやすかったように思います。
いただいたアンケートはまだ集計しておりませんが、近々に集計結果をアップしますね(というか早くやらないと次の日曜日の京都での会に間に合わないので・・・・)。
いただいた集計結果は大変貴重なのですが、ただ難しいのは、この数字だけではすべての判断材料にはならないということです。この時点でのお酒の状態で、熟成を見ての数字だけではないこともありますし、並べたお酒の実際の減り方と、集計結果の数字とは必ずしも一致はしないのです。
なんで、集計結果とお酒の減る量、そして我々蔵の者の総合判断でこれからの商品出荷やひやおろしの選択をしていきます。
では後程、集計結果はアップしますね。
無事終了しました報告でした。

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July 27, 2010

初呑み切りの集計結果です。

土日の初呑み切りのアンケートの集計が出ました。


タンク貯蔵 №1~13

第1位 № 2 山廃純米酒   21BY 精米歩合65% 山田錦

第2位 № 6 山廃純米吟醸  21BY 精米歩合55% 山田錦

第3位 №13 山廃特別純米酒 19BY 精米歩合60% たかね錦
      (将来の赤ラベル)
第4位 № 8 山廃特別純米酒 21BY 精米歩合60% たかね錦
      (将来の赤ラベル)
第5位 № 9 山廃特別純米酒 21BY 精米歩合60% 玉栄
      (木桶仕込)

瓶貯蔵(未出荷商品・出荷商品)№14~53

第1位 №15 山廃純米吟醸 生 21BY 精米歩合55% 山田錦
      (中汲み・未出荷商品)   
第2位 №32 山廃純米吟醸   19BY 精米歩合55% 渡船
      (火入酒・限定出荷商品)  
第3位 №43 純米吟醸 生   21BY 精米歩合55% 山田錦
      (中汲み・県酵母) 
第3位 №48 山廃純米吟醸 生 21BY 精米歩合59% 山田錦
      (うすにごり) 
第5位 №18 山廃純米吟醸 生 21BY 精米歩合55% 亀の尾
      (未出荷商品)
第5位 №42 純米吟醸 生   21BY 精米歩合55% 山田錦
      (52日もろみ)

以上の集計結果となりました。
これはちょっとひやおろしの選定に今までとは違った形になりそうかなって思いますね。
ただ、土曜日の午前中に社長・杜氏をはじめ、会社の中できき酒した結果とはちょっと異なるんですが・・・。どうしても我々はその時の状態と、初呑み切りという性格上その将来性も加味して評価します。ですから、ちょっと違うのは仕方ないかなって思います。
ひやおろしはまた出荷直前になった時に、個々に挙げた21BYの上位4品から、一番状態のいいものを選定することになりそうです。うちのひやおろしの出荷開始は遅いから・・・・・・。
瓶貯蔵の商品の一番人気が未出荷商品とは・・・・・。また5位タイにも未出荷商品が・・・・・。6月にきき酒した時にはまだまだだなって思ったんですが、2か月足らずで一気に熟成したんでしょう。やはり気をつけて見ていかないといかんですね。亀の尾につきましては急いでラベルを作らないと・・・・・・。他の未出荷商品についてもかなりの熟成具合で、いただいた評価もまずまずですので、9月には出荷開始できそうな商品も出てきそうです。また再発酵につきましては評価は受ける人には受けていたといった印象ですので、きちっとラベルを考えてから、出荷の運びになりそうです。
やっと武器が揃いそうです。これでやっと同じ土俵に立てるといった感じです。9月からはひやおろしの瓶詰や出荷準備、未出荷商品の出荷手配等忙しくなりそうです。

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May 11, 2010

こんな会があります。

こんな会をしていただけます。(下記案内はがきのコピー)
しかし、同じ酒の会の2連チャンってやったことないから・・・・・。
どうなりますか。
出すお酒はまだ決めてません。
ゆっくりと考えます。


「上原酒造さんとのコラボレーション、不老泉と旬素材を楽しむ会」

こんにちは、「蔓ききょう」の西澤 芽久美です。今日は皆さんに素敵なお誘いがあって葉書を書かせていただきました。
素敵なお誘いとは…。私どもの店でお出ししている日本酒は、私の義弟の上原酒造さんのお酒です。ご存知の方も多いと思いますが、上原さんのお酒は、山廃仕込にこだわり、未だに木槽しぼりにこだわっておられる昔ながらの造り方のお酒です。私が手を加えた旬の素材のお料理に上原さんが特別にセレクトしたお酒を合わせてもらうという「蔓ききょう」初のイベントです。もちろん当日は、上原さんも参加されます。
日時は、5月29日(土)19:00~
      5月30日(日)18:00~
費用 お一人様 7500円 限定15名
お申し込みは077-545-7837 までご連絡いただければ完了です。お会いできることを楽しみにしています。   西澤 芽久美 拝
炭火割烹 蔓ききょう ℡ 077-545-7837
大津市瀬田2丁目2-1 名橋 瀬田唐橋東たもと

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July 28, 2008

初呑み切り無事終了しました。

 土曜日・日曜日の2日間にわたり行いました、今年の初呑み切りは無事終了いたしました。
土曜日約40人、日曜日約110人のお客さまにおいでいただき、過去最高のお客様の数でした。
ありがとうございました。
アンケートの集計結果はまた後日アップさせていただきます。
まずはお礼まで。

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July 24, 2007

初呑み切り、無事終了いたしました。

 21・22日とやらせていただきました初呑み切りは、2日間で約120名様の来蔵をいただきました。
色々と不手際があったようですが、大きなトラブルなく無事終了することができました。
どうもありがとうございました。
 ちょっと興味深かった結果は、初日の午前中に社長・杜氏をはじめ、こちらの全員できき酒した結果と一般のお客様の結果に随分と差が出たことですね。特にそれはタンク貯蔵の酒に顕著に現れておりまして、これは、これからのひやおろしのタンクの選定にちょっと影響を及ぼしそうな感じですね。われわれがきき酒した時点で、ひやおろしにするタンクの選定はは90%固まっていたんですが、再検討することになりそうですね。 

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May 22, 2007

酒の会にて

 近江八幡市の酒販店さんの酒の会に参加。もうずっと行ってるんでお客さんも顔見知りの人も多く、もうアットホームな酒の会です。新しい顔ぶれもちょこちょことおられます。ずっと同じ顔ぶれだったらマンネリ化してしまいますもんね。
 そんな会の中で、たまに遠くからのお客さんがいます。今回は愛知県刈谷市から普通電車に乗ってきたってお客さんがいましたね。同じ日の5時から地元自治会の用事って言ってらしたから、会が終わったらすぐに帰らないと間に合わないみたいです。
 本当にお酒が好きな人って、いくら遠くにいてもイベントがあるといらっしゃるんですね。これには敬服しますし、我々蔵元にとってはありがたいお客さんですね。そんな方たちってあちこちやたらとふらふらしないから。ですから長いお付き合いができますね。
 しかし、そんな方たちと長いお付き合いをするのも蔵元にとっては大変です。やっぱりお酒がぶれてしまうとあっという間にお付き合いがなくなりそうな気がしまして、毎年酒質を上げる努力をしないと・・・・。ほんとにがんばらにゃいかんてことですね。
 いろいろな種類を造るのはいいけど、やはりそれぞれに自分の蔵の主張をしないと。うちだったらやはり他では出せない味をもっと追求することなんでしょうね。ブームに乗っていろいろな酒質を造ろうとすることに走りかけましたけど、結果、いろいろな味ができすぎて、自分のところの味って何???って思いかけまして・・・・・。今回は一歩立ち止まって考える時間を作りました。 
 そんなこと考えながら、昼間から酒飲んでましたね。・・・・・よくまわった・・・。

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November 03, 2006

東京出張にて(崩壊編)

長いようで短かった試飲会の後、宿舎の部屋で自問自答しておりましたけどもう時間がきましたんで、参加蔵元と社長をはじめ店のスタッフ全員で打ち上げ会に行きました。

タクシーで乗り合いで行ったんですけど、最初はみんなおとなしく近くに座った蔵元さんたちと軽い談笑だったんです。

私は以前から何回か色々な会でお会いしてましたんで面識のある福島県の有名地酒蔵の女杜氏さんのお隣でした。その方とテーブルの上に今日の出品酒がずらりと並んでいるので、その酒を少しづつ飲みながらあーでもない、こーでもないって話してまして・・・・、そうしたらいつもこの会にお手伝いとして来ている蔵元さんなんですけど、まだまだということなんでしょうか?

まだ自分の蔵のブースがもらえない蔵元さんが自分たちのところの商品を持ってきましたんで、また2人できき酒してたんですけど、結果・・・・・・うーーん・・・・・・切れが悪いね。

酵母の選択から変えないといけないのかなーって話してまして、それからは女杜氏さんとその蔵元さんが多分その酒について話してたんでしょう。

そんなときに徐々に酔った蔵元たちがふらふらと歩き出してからみんな勢いがついてきて・・・・・・・。

そんなときに私の横にスタッフの女の子が横に座ってきまして、私に話したいことがあるって。たまに店頭に酒を買いに来るんの客さんがいて、いつもうちの山廃純米原酒を買って帰るお客さんがいるってことと、そのお客さんがとてもうれしそうな顔をして買って帰るとか・・・。

本当にたくさんの良い酒がある中でいつもうちの酒ばかりいい表情で買っていかれるそうで。

今回私がこの試飲会に来るということで、このことをきっと伝えようと私の横の席が空くのを待ち構えていたかのようにさっと来られました。

そんな話を聞くと何ともうれしくてうれしくて顔が緩んでしまって、表情崩壊・・・・・。本当にうれしいですね、そんな話聞かせていただくと。

ずっとその子と話し込んでまして、その分酒も一気に流し込む飲み方じゃなくて、徐々に飲んでいくもんですから体も楽な飲み方だったんでしょう。

気持ち良かったんですね。ですから自分が最初に座った席を動かなかったんです。そうしたら今までの打ち上げの私のどたばたを知っている方たちにとっては不思議な光景だったみたい。後ろからがばって顔を覆われたりしてましたけど、まだ席は動かない。こんな話を聞かされたらねー。

しかし、終盤になってついに動き出してしまいまして、毎回酔っ払ったら遊んでもらってる従業員さんに絡んでまして・・・・・。でも、それはそれで楽しい・・・・・・・・・ね。

打ち上げ会が終わってからは、各々2次会に行ったんですけど、色々なグループに分かれてしまって、私は社長(大の巨人ファン)に連れて行ってもらって、数人の蔵元と社長と数人のスタッフで最初は静かに・・・・・。

しかし、徐々に、ついに酒がまわってきてしまいまして・・・・・。

そうなったら酔っ払ったスタッフに農大出身の蔵元に対して挑発??を受けてしまいまして一気に理性崩壊・・・・。

運悪くその蔵元の中で私が最年長。大根踊りのエールもきることになってしまいまして・・・・。そんなこと地元でも何を言われても、何があっても絶対にしないことなのにもう壊れてしまってるからやってしまった・・・・・・・。

それからは阪神ファンの私と巨人ファンの社長と話しているうちに、甲子園のスタンドであの地響きを聞いたら絶対に阪神ファンになるって、大の巨人ファンの社長に言ってしまう始末・・・・・・完全に壊れてまして・・・・・。

でもまた3次会に行ってたんですよ・・これがまた・・・。

楽しかったけど、何ともやってしまいましたね。これが最後の東京の夜でした。

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November 01, 2006

東京出張にて(試飲会編)

体調は万全で、いざ試飲会の会場へ宿舎をチェックアウトして向かいます。

集合時間は11時30分だったので、十分に時間はありまして、気持ちにも余裕がありましたんで最初からリラックスできてました。

もう試飲会の会場はもう何回か来ておりますので、また以前にもこの試飲会にお邪魔しております。ですから顔見知りの蔵元も随分といますし、同様にこの試飲会を主催する酒販店の社長や従業員さんも顔見知りですので気が楽といったら楽なんですけど、それははじまるまでのこと。

はじまるまでは知っている蔵元さんや従業員さんと談笑していたりしましたけど・・・・・。

今回は、試飲会が始まる前に料飲店さん対象の新たな企画商品の説明会が別室でありまして、その企画商品を造った蔵元さんが1社づつ酒質を説明するわけですが、うちは今年はこの企画商品は造らなかったんで同じように今年造らなかった蔵元たちと後ろで聞いてまして、なんか退屈なような複雑なような・・・・。

そしていよいよ説明会終了後、すぐに試飲会のスタートです。

企画商品を造った蔵元12社、造っていない蔵元10社でのスタートでした。

でも、造った組と、造らなかった組が分かれたブース配置。仕方ないか。今回はこの企画商品がメインテーマですからね。

しかし、いざ始まろうものなら各ブースどんどんと熱心な料飲店さんが押し寄せ、息をつく間もないくらいの忙しさ。

毎年こんな感じの忙しさなんで、うちのブースに立ち寄ってくださった料飲店さんがどのような感想を持ってくれたのかはそりゃわからないですけど、この試飲会はやっぱり有意義なんですね。

ちなみにうちが持ち込んだ商品は山廃の商品を中心にしようかとも思いましたけど、今回は速醸の商品も入れて広くといった感じだったんです。あえてあまりに濃い酒質のすごい商品ははずしました。

こんな衝撃的な商品があったら話題性はありますけども、いざこれ以降主力商品として長く扱ってもらおうとするのは、そう簡単なことではないと思いましたんであえてはずしました。

以前はそんな商品も出したことはありましたけど、ちょっと今回は現実的にと思いまして。

一体どちらの選択が良かったのかは?????今回の試飲会で料飲店さんとの話の中では答えが出ませんでした。

ただ、うちの存在価値や、うちの今の位置というものを考えたら、もう少し味ののったものでも良かったかなとも思ったりして、本当に今回はうちの出品した酒のどれが良いのではなくて、これからどのようにしていけばいいのかと自問自答しながらの試飲会であったような感じでした。

何とも難しいこれからのうちの方向性かな??

でも結局は信じたところを行くだけなんですけどね。

ちなみに一番人気はやはり山廃の商品(特定名称酒で無濾過生原酒でした)で冷でも燗でも旨かったという評価をもらいました。うちとしてはありがたい商品が良い評価を得たとは思いましたが、個人的にはまだちょっと若いかなー??と思いますが、これが関東と私の好みの差なんだなーってまた感じておりました。

約3時間ほどの時間でしたが、あっという間に終わってしまってまして、後始末を終えてから試飲会場内の宿泊部屋をとっていただいてましたんで、その部屋で打ち上げの宴会まで少し休憩ですが、その間ずっと関東でのこれからの商品の展開をずっと考え込んでおりまして、なかなかのんびりとはできない時間でしたね。

そして蔵元に渡されたアンケートに答えることにしても随分と苦労して書いたような気がしてます。考えすぎかもしれないけど、やっぱり考えられるうちにちゃんと考えておかないとねー。 
   

       続きます。次はくだけてます。

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